2013年10月14日月曜日

方程式

本日は、東京から門脇がお送りいたします。

"破壊力=体重×スピード×握力"

これは私が好きな花山薫という男のパンチの破壊力に関する言葉です。

破壊力は、体重の重さ、パンチの速度、拳を握る力に相関するという訳です。
もし自分がパンチ力を向上させたいと考えるなら、上記の三要素を改善すればいいと、述べられています。

彼は、たぐいまれな身体、特に握力を持ち作中では主要メンバーとして活躍し、スピンオフの作品でも描かれています。

私はこの方程式を見るたびに、仕事への変換が頭に浮かんでいました。
この機会ですので、私の仕事に関する考え方を"破壊力=体重×スピード×握力"の方程式とともに記したいと思います。

"仕事=コミット力×処理速度×能力"
体重=コミット力
スピード=処理速度
握力=能力


コミット力、処理速度。これは文字通りです。

では、仕事の能力とは何か?
もちろん仕事における能力とは大きな概念の括りのため、様々な能力を指すことができます。

ですので今回は、私が考える能力について記します。

私が思う、仕事の能力に長けた人とは、以下の2点に長けた人です。

1.組織全体における先々の仕事を見通し、自ら仕事を生み出す
2.自分の処理範囲を超えた仕事量を周囲に対し適切な配分をする



1.組織全体における先々の仕事を見通し、自ら仕事を生み出す


組織がなんらかの活動を行う以上、現状維持は後退です。
つまり個人が今ある仕事を淡々とこなすだけでは、組織は後退しているだけということ。


その上で、組織全体の先々の仕事を生み出すことができる人こそが、仕事の能力だと考えます。



a:自分の仕事を終わらせて、先々のための仕事を探して自ら仕事を作る
b:ひと通りの仕事を終わらせる人
c:ひと通りの仕事を終わらせられない人

ただここで言う仕事の能力に長けた人は、以下のジレンマに陥ります。


1、自分の仕事を処理
2、次の仕事を任される
3、先々の為の仕事を見つける
4、自分の仕事と、先々の仕事の比重に悩む
1、自分の仕事を処理....


どれだけ仕事が出来る人でも、処理範囲を超える仕事に直面してしまうと自分一人では処理できません。


そこで2.自分の処理範囲を超えた仕事量を周囲に対し適切な配分をする

出来る人は、仕事を振るのがうまいです。

それも、全体利益を損なうことなく、適切な配分ができます。

つまり、どれだけ先々の仕事を生み出すことができても、それを処理し切れなければ、それを配分できなければ、無意味ということ。


この2点を出来る人が、私の言う仕事の能力に長けた人です。


この能力に、コミット力、処理速度が相関することで、仕事が出来るということになります。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

syuiin 門脇